英語のだじゃれ Part 2 だじゃれで発音のおべんきょう
だじゃれのなかでも発音がねたのやつ(英語のオヤジギャグ)は英語の発音についてインスピレーションや知識をあたえてくれます。
ではQuestionsです。
Question A
こんな猫だじゃれを見つけました。どういう意味ですか? ただしい英語になおしてください。こたえはコメント欄にお書きください。最初にこたえてくれた人にはお返事いたします。(正解者があらわれましたのでこの問いの受付はしめきりました。コメント欄をごらんください)
You've cat to be kitten me right meow.
正解は
↓
↓
You've got to be kidding me right now.でした。
「きみはいま絶対わたしをからかっているな」
have got to Vは「Vせねばならぬ」の意味のほかに「Vにちがいない」の意味にもなります。これはhave toもおなじです。kittenは子ネコ(kittyはその派生語)ですね。
このしゃれでわかるのは,kiddingのingははっきり「イング」と発音されるのではなく,kittenの最後の部分のような感じでかるく「ン(グ)」となるということです。
kidもじつは「子ヤギ」の意味です。でも人間の子どもにも使いますね。その意味から動詞化して「~をkid(だまされやすい子ども)あつかいする」→「人をからかう」と発展したそうです。
そういえば日本語にも「子どもだまし」って表現がありますね。
*meow /miau/はネコのなき声です。たいていの言語ではネコのなき声をあらわす語は m の音ではじまります。でも日本語では n ですね。ぼくがしらべた範囲ではイタリア語にだけgnao「ニャオ」, gnau「ニャウ」という表現があります。(イタリア語のgnaは「ニャ」という音です。gnaulare「ニャウラーレ=ニャ-となく」という動詞まであります。Wikipedia「ネコ」に書きましたのでごらんください)ネコ - Wikipedia
Question B おなじく動物もの。ただしい英語になおしてください。
Don't listen to him. He's lion.
しろひとさん,おしい !(コメント欄参照)
Question C おなじく動物もの。ただしい英語になおしてください。
Don't worry, OWL wait.
(正解者があらわれましたのでこの問いの受付はしめきりました。コメント欄参照)
答は↓
I'll wait.
OWL [aul] wait= I'll [aɪl] wait.でした。
「アウル」と「アイル」だと似てないように思われるかもしれませんが,[ɪ]はあいまいな「イ」なのでI'llは「アウル」に近いのです。
Question D おなじく動物もの。ただしい英語になおしてください。
You are all Giraffing me crazy!!
(正解者があらわれましたのでこの問いの受付はしめきりました。コメント欄参照)
答は↓
You are all driving me crazy!!
「おまえとしゃべってると はらたつわ!」みたいな感じ。
drive me crazy は「私を狂わせる」で,このdriveはmakeのような意味です。crazyはmadとおなじくvery angryの意味があります。
「ドライヴィングとジラフィング?発音にてないやん!」 とおもうかもしれませんが,Native Speakerの発音だとけっこうちかいとおもいます。
Question E こんどは野菜ものです。まとめて解答していただいても一つずつでもいいですよ。
(正解者があらわれましたのでこの問いの受付はしめきりました。コメント欄参照)
答は↓
#1 Is there a turning ahead?
「このさきにまがりかどはあるの?」
#2 I've never been this way.
「こっちにはきたことないなー」
#3 I gotta pee !
「おしっこー!」
peeはこどものことばでおしっこ。
じゃあpoo(p)は?
長淵剛の「ろくなもんじゃねえ」はいいうたですが,
英語nativeがきけばいきなり爆笑ですね。
#4 Let us please slow down !
「もっとゆっくりいこうや」
#5 I don't care at all.
「全然どーでもええわ」
しろひとさん,まとめて正解,ありがとうございました!
Sea Ewe!