英語のだじゃれ Pun is fun!
即 笑えたらNATIVE?
Puns may sound stupid and sometimes annoying, but sometimes we can learn from them.
ぼくは講義中,みずからにかたく禁じているものがあります。
だじゃれです。
日本でもだじゃれは「おやじギャグ」などといわれてさむいものとみなされますが,英語ではこんなふうにいった人がいます。
"The pun is the lowest form of wit." (John Dennis)
「だじゃれはユーモアの最低の形式だ」
ではぼくがだじゃれをきらいなのかというと,
On the contrary, だいすきです。
まえにもブログ(ピザハットってどんなハット?■ - spotheoryの日記)に書きましたが,ぼくは英語のだじゃれを思いつくと,すぐそれがすでにネット上にあるかどうかたしかめます。
ぼくが高校くらいのときにふと考えたのが「selfishって魚みたいな単語だな」というもの。
ネットをさがすとこんなのがあります。
Selfish sell fish. 自己中なさかながさかなを売っています。
No one is allowed to buy a freak'n thing unless they buy it from me.
「おれから以外は買い物禁止だ」注)freak'nはfu★★ingの婉曲表現ね。
最近はこういうnew versionもあります。
なるほど,自撮り(selfie) + fish ですか。
またあるときはふと「thesaurus(類語辞典)て恐竜の名前(Tyrannosaurus rexとか)みたいな単語だな」と思いました。
検索すると・・・
出てくる出てくる・・・
T-shirtまで売ってるのか・・・
the+saurusにわけているのがありますね。saurusはギリシャ語のトカゲを意味する単語からきています。
思ったとおりのやつがみつかると「ヒャッホー!ぼくってnative speakerなみのセンス!」とひそかにうぬぼれたりして。
でもこんなことをいっている人もいますよ。
“A pun is the lowest form of humor - when you don't think of it first.” (Oscar Levant)
「だじゃれはユーモアの最低の形式だ-自分が最初にかんがえたのではないばあいは」
つまり,逆にいうとオリジナルのだじゃれにはちょっとは価値があるということでしょう。
だれでも思いつくようなものはあまり価値がないのかも。
それはとにかく,英語だじゃれについてかんがえると英語の知識や理解がちょっとUPするかも。
きょうはごいっしょに英語のだじゃれをいくつか見てみましょう。
すぐにわらえればOK。
わらえなければなぜそれがpunになっているか,解説を見る前に3分くらいはかんがえましょう。
まずはwarm-up。初級(高校生)レベルから。
Understand? 簡単すぎたか・・・
解説
↓
↓
I built this with my bear hands.
「おれがこれを作った,クマの手で」
with my bare hands「素手で」とかけています。発音がおなじですね。/béɚ/
これ,くだらないけどすきです。
つぎいってみよう。
くだらねえーlol
speakerには「話し手」と「拡声器」の意味がありますね。こういうふうに「多義語」を利用したpunもいっぱいあります。mikeはもちろんmicrophoneの短縮形。人の名前に聞こえますね。
★じゃあもうちょっとだけレベルをあげてクイズを出します。
コメント欄でつぎのpunを説明してください。
ひとりひとつね。
問題A(大学受験生レベル)
"What happened to you?"
"I got fired."
★解答者があらわれたのでこの問いのコメントはしめきりました。解説はコメントをごらんください。
それでは問題Bに挑戦してください。
問題B(帰国子女レベル?)
Wanna go on a picnic?
Alpaca lunch.
★解答者があらわれたのでこの問いのコメントはしめきりました。解説はコメントをごらんください。
きょうのペットはすずちゃんじゃなくて
トゲオアガマのぺロちゃんです。
See you later, alligator!
But I'm not an alligator but a lizard.